権利処理実務者の諸々日記

著作権や肖像権等の権利処理に携わってきた筆者が周辺書籍の紹介等をします。

権利処理実務の未来

権利処理実務の未来を考えたときに、この仕事は大きく2つに分かれるのだろうと思っています。

1つは権料の配分をする仕事、もう1つはより難易度の高い権利処理をする仕事です。

前者は最近、増えてきているように感じられます。
いずれコンピュータにとって代わられる部分が多いかもしれませんが、仕事の質上、少ない人数でも人間は必要な業務だと思います。現在進行形でシステムが作られている分野だとも思うので、この過渡期にこういう仕事をするということは、大切な経験だと思います。

後者は今でもまだまだお仕事はありますが、これから権利処理業務がワンストップになって行くと思います(時間はかかっても)。その場合、自身で管理をしたいという権利者が残るので、必然と難易度が上がると考えられます。

どちらも権利処理で、どちらも大事な仕事ですが、その内容はきっと大きく変わって行くのだろう、と思う今日この頃です。