権利処理実務者の諸々日記

著作権や肖像権等の権利処理に携わってきた筆者が周辺書籍の紹介等をします。

権利処理の必需品

権利処理をする際に常に無いと不安な物があります。でも、これは個人的な物で、全員が全員必要かと言われると…。

 
それは一筆箋です。団体に所属していない作家さんや、資料を貸して下さる美術館、博物館の担当者などの方々に書類を送る際に同封するのです。
 
私のこだわりは、
・キャラクターものでないこと
・特定の美術館・博物館、寺社でないもの
・ できれば縦横自在のもの
です。
 
キャラクターものは相手が女性なら良いかもしれませんが、男性の時には避けます。
 
特定の美術館や博物館、寺社のものも、例えば、神戸博物館に福岡市立博物館のものを送付するのはなんとなく気がひけるので、避けています。
 
縦横自在というのは、完全に個人的な好みですが、縦書きが苦手なのです。
横書きの方が字のバランスが取れるので、極力、横書きにしているのですが、どうしても縦書きということもあるので、縦横自在の方が都合がよいのです。
 
ちなみに、手書きだけを推奨するつもりはなく、例えば慣れている実演家さんの所属している芸能プロダクションなどにはwordで書いた送付状を付けています。つまり、ケースバイケースで対応を変えているのですが、一筆箋があるとないとでは、返していただきたい書類の戻りが早いような気がします。