私の著作権勉強法
権利処理のお仕事を初めて9年目。最初からがっつり著作権の勉強をしていたわけではありません。この業界は意外と商慣習がいろいろあって、法律の知識より経験の方が求められるからです。
ちなみに、知識を付けるには資格試験が手っ取り早いというのは、当初から一貫して思っていました。
とはいえ、資格取ろっかなぁとは、会社に入った時からなんとなく思ってはいたのは事実で…。で、実際に行動に移したのは5年目のことです。
資格試験の勉強を兼ねると、参考書は用意されていますし、効率よく勉強ができると思います。私の場合は、資格試験についてはまだまだ道なかばなのですが、そこから判例に興味を持ったことは事実です。
著作権の場合、判例は思っている以上に大事で『著作権判例百選』はよく読んでいます。しかし、著作権の師匠と勝手に思っている人から条文も読みなさい、と言われ、しばらく改訂されないだろうと『著作権法逐条講義』を購入しました。
でも、TPPとの絡みで来年には改訂されてしまうかもしれませんね。
この場合はどうなんだろう、これならどうなんだろうなど、考え出すと面白い。今の仕事をしている限り、止められません。