権利処理と平和
ご無沙汰しております。
8月になりギリギリですが、ブログ再開の宣言です!
といっても、今日のテーマはちょっと重い。
権利処理をしているとこの時期(正確にはもう少々前)はちょっと切ない仕事があります。それは戦争ドキュメンタリー番組の権利処理です。
私もこれまで、グアム、フィリピン、広島、長崎といろいろな戦争の映像をみてきました。今年はある映像を探すために沖縄戦の映像をまとめたDVDを4本立て続けに試写しました。そして、その都度本当に思うのは戦争はすべきではないという当たり前のこと。
ただ、リアルに兵士の亡骸が物のように扱われ、肉と化している映像を目の当たりにすると、恐怖もありますが、その人たちの無念さがひしひしと伝わってくるのです。もう70年以上前の映像なのに。
そういう映像を仕事ながら見ることができるのも権利処理をしているからこそなのですが、できれば戦争ドキュメンタリー番組など作る意義すらなくなるような平和な時代が来るようにと心の底から思います。去年は戦争番組担当しなかっただけに、今年の衝撃は結構なものでした。
ブログ再開でいきなりの戦争ネタ。次回からはもう少し明るいネタを提供します。
再開第1回なので、字数が少ないのはお許し下さい。