先日、とある仕事で、鎌倉時代に作られた
古今和歌集の本を江戸時代に表装したという貴重書を生で見せて頂く機会がありました。
手のひらサイズで、お姫様が着物にしのばせ読むことができた本だそうです。
当たり前ですが「
在原業平」と読むことができたり、そもそも900年ぐらい前の物が目の前にあることに感動を覚えました。また、正方形の緑色の表装も美しいのです。
その他にもいろいろな貴重書を見せて頂いたのですが、何百年も前の書物を見るたびに、タイムスリップしている感じがして、至福のひとときでした。
こういう体験ができるのは、権利処理をしている役得だと思います。